《豊洲市場》売り場の床 強度不足

都議会委 尾崎議員が批判

尾崎都議
尾崎都議

日本共産党の尾崎あや子東京都議は15日の都議会経済・港湾委員会で、11月に開場予定の豊洲新市場(江東区)の構造上の欠陥問題を追及しました。
尾崎氏が取り上げたのは、水産卸と水産仲卸の売場棟の床の設計強度(耐荷重)問題です。
尾崎氏は、商品やトラック、フォークリフトなどの重さで床が抜けるのではないかとの市場関係者の声を紹介。水産仲卸売場の1階の耐荷重は、1平方メートルあたり700キロにすぎず、氷詰めの鮮魚の入った発砲スチロール箱を築地市場のように12段積み重ねると、1平方メートルあたり1トンで設計仕様を上回るとし、「箱の置き方を規制するのか」と質問。中央卸売市場の佐藤千佳・施設整備担当部長は「発泡スチロールの重さなどは設計時には想定していない」と答えました。
尾崎氏は、新市場の耐荷重性能について都に情報開示請求したものの、設計にあたってフォークリフトなどの車両の扱いに関する文書は不存在だった問題を追及しました。
佐藤部長は「最新の構造基準に基づき、十分な強度を有する建物としており、床の積載荷重に関して全く心配する必要はない」と答弁。尾崎氏は、設計以上の荷重は床の劣化を通常より早めるという専門家の意見を紹介し、「耐荷重の問題は軽視できない」と批判しました。
尾崎氏は、新市場の仲卸売場の店舗床面積が6・5平方メートルと、築地市場の7.2平方メートル狭くなる問題なども質問しました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月18日付より)