伝統工芸品支援策を

河野都議ただす

《都議会本会議》

質問する河野ゆりえ都議=2月24日、都議会本会議(「しんぶん赤旗」提供)
質問する河野ゆりえ都議
=2月24日、都議会本
会議(「しんぶん赤旗」
提供)

日本共産党の河野ゆりえ東京都議は2月24日の都議会本会議で、東京の伝統工芸産業のきびしい現状を打開するために、後継者の育成や学校、文化事業を含めた伝統工芸品の普及・啓発活動への支援策とともに、総合的な政策展開をはかるよう舛添要一知事に提案しました。
東京都は、江戸木目込人形など40品目を伝統工芸品として指定しており、中でも新宿区の染め物は京友禅、加賀友禅と並ぶ染め物の全国3大産地として有名です。河野氏は、後継者不足で伝統工芸の存続が危ぶまれていると指摘し、都として抜本的な支援を強める必要性を知事にただしました。
河野氏は、京都伝統工芸大学校など伝統工芸の職人を養成する取り組みや、金沢市の伝統工芸を学ぶ研修者、ひとり立ちして工房を開設する職人への経済的支援制度を紹介。「制作に当る人材、職人の後継者を育てることが重要だ」と、都の支援策を求めました。
河野氏は、都内のデザイナーと伝統工芸が連携した商品開発支援を拡充することが重要だと述べ、山本隆産業労働局長は「PRや販路開拓を支援していく」と答えました。
舛添知事は「伝統工芸品の普及は、東京の歴史や文化の価値を広く発信することにつながる」「産業としても文化としても価値のある、ものづくりの伝統を東京の強みとし、さらに発展させていく決意だ」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月2日付より)