70年前の道路計画白紙に

池内氏 住民合意ないと指摘

(写真)質問する池内さおり議員=25日、衆院予算委分科会
(写真)質問する
池内さおり議員=
25日、衆院予算委
分科会

日本共産党の池内さおり議員は25日の衆院予算委員会分科会で、東京都で進められている特定整備路線について▽住民の合意を前提としていない▽住民の暮らしやコミュニティー、商店街を壊すなど「どこから見ても認めることはできない。白紙に戻すべきだ」と石井啓一国土交通相に迫りました。

国が事業認可の根拠とした東京都の都市計画は70年前の1946年に住民の意見などまったく聞かずに一方的に決められたものです。池内氏は現行都市計画法では公聴会など住民の意見を聞かなければ都市計画決定ができないことを示し、住民があずかり知らない計画を70年後の住民に押し付けるのではなく、都市計画そのものをつくり直すことが求められると主張。国交省の栗田卓也都市局長は、手続き的に問題ないと繰り返しました。

“この古い計画を一方的に押し付けられてはたまらない”と行政不服審査を請求した人がどれだけいるのかとの質問に栗田局長は4262人と答弁。池内氏が「かつてない数だ。多くの住民がこの計画に異論にもっている何よりの証左だ。行政不服審査法34条の規定にもとづき、執行を停止すべきだ」とただしたのに対し、石井国交相はあくまで事業を続けると開き直りました。

(「しんぶん赤旗」2016年2月27日付より)