弱者に寄り添う市政に
府中市長選 寺下候補が第一声

第一声で訴える寺下市長候補(中央)と宮本氏(左端)、山内氏(右端)=24日、東京都府中市
第一声で訴える寺下市長候補(中央)と宮本氏(左端)、山内氏(右端)=24日、東京都府中市

24日に告示された東京都府中市長選(31日投票)で、「市民自治をすすめる府中の会」の寺下章夫候補(69)=無所属新、日本共産党推薦、生活者ネット支持=は、府中駅前で第一声をあげ「弱者に寄り添う市政を実現させよう」と訴えました。日本共産党の宮本徹衆院議員が応援に駆けつけました。

市長選は、寺下氏と現職の高野律雄氏(53)=自民、公明、民主、社民推薦=との一騎打ちです。

寺下氏は、戦争法を廃止し、安倍政権の暴走にストップをかけると主張。府中駅前再開発など大型事業に偏重し、市民サービスの削減を進める現市政からの転換を主張。540億円もの基金の一部を財源に、多摩地域でワースト1位の保育園待機児問題の解消や公契約条例の制定、ごみ袋無料化などの政策を訴えました。

宮本氏は、戦争法の具体化や消費税10%引き上げ計画など暴走する安倍政権を厳しく批判。「寺下さんが勝てば、永田町に衝撃が走る。安倍政権にノーをつきつけよう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2016年1月26日付より)