“保育園 入れる市政に” 小金井市長選 白井氏が訴え

第一声で訴える白井とおる市長候補=6日、東京・武蔵小金井駅前
第一声で訴える白井とおる市長候補=6日、東京・武蔵小金井駅前

6日告示(13日投票)された東京都小金井市長選で、前無所属市議で「みんなで小金井を変える会」の白井とおる候補(40)=無新=は「市民の手に市政を取り戻し、小金井を変えよう」と訴えました。

日本共産党市議団は「白井とおるを応援する7人の議員の会」の一員として白井氏を応援します。

白井氏は第一声で、財政難を理由に市民サービスを停滞させ、待機児童の割合が最も高い現在の市政を批判。現市長が計画している第2庁舎の買い取りなど無駄遣いをやめて、待機児解消や介護保険料の上昇抑制のために財政健全化を進めると訴えました。

市民と丁寧に話し合い、その声が反映される行政運営を行うと強調。「小金井を変えてほしいという市民の思いを実現するために頑張ります」と語りました。

子どもを連れて話を聞いた同市の女性(38)は「小金井市に来て、保育所に入れなくて大変でした。待機児の解消や、子どもの遊び場づくりをがんばってほしい」と語りました。

市長選は、自民、公明推薦の前市議(65)や元民主党都議(46)らが立候補。自公推薦候補の陣営は「市政を変えるな、共産党を与党にするな」と白井候補陣営への攻撃を進めています。

(「しんぶん赤旗」2015年12月8日付より)