都議会・政務活動費 自公など会費支出

自民議員 97回分の新年会費計上も

14年度分公開

東京都議会は5日、2014年度分の政務活動費の収支報告書と領収書の写しを公開しました。交付総額9億1080万円の94%にあたら8億5907万円が使われました。このうち、各種団体との意見交換に充当できる「会費」は2641万円で、自民党、公明党などが忘年会や新年会などの参加費として支出。中には97回分の新年会費を計上した自民党議員もいました。

都議会は議員1人当たり月60万円を限度に政務活動費を各会派に交付しています。

全会派の支出の内訳は人件費(2億9573万円)、広報紙発行費(2億8314万円)の順に多く、合わせて全体の3分の2を占めました。また、「会費」のうち約95%は自民、公明両党が支出。業界団体などが開く新年会や賀詞交歓会への参加費がほとんどで、自民党都議の中には15年1~2月に97回、計約67万円を支出した議員や、1日に7回も会合をかけ持ちした議員もいました。

都議会は「会費」について、意見交換や情報収集を目的に1回1万円を限度に支出することを認めています。

一方、全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は、「会費」の支出について「有権者に顔を売るのが目的で、本来の政務調査活動とは言えない」と批判しています。

共産党都議団が自主公開

日本共産党東京都議団は5日、2014年度分の政務活動費の会計帳簿(出納帳)をホームページに自主公開しました。

都議会の政務活動費の交付に関する条例では、公表の対象は収支報告書と領収書の写しで、会計帳簿は対象外です。

共産党都議団は「多額の税金を原資とする政務活動費の活動については、より透明性を高めていくことが求められている」として、会計帳簿の公開を行いました。共産党都議団は、飲食を伴う忘年会や新年会の会費、弁当代などは政務活動費から支出していません。

(「しんぶん赤旗」2015年8月6日付より)


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