共産党8氏全員必ず

足立区議選、対話強める

区民サービスを切り捨てる区政の転換を訴える西の原区議候補(手前)と尾崎都議=15日、東京都足立区
区民サービスを切り捨てる区政の転換を
訴える西の原区議候補(手前)と尾崎
都議=15日、東京都足立区

 東京都足立区議選(定数45、立候補55人)は激戦のまま、17日の投票日を迎えます。日本共産党の西の原えみ子区議候補=新=は15日、梅島駅前などで街頭演説し、「何としても共産党8候補の全員当選へ、押し上げてください」と呼びかけました。吉田信夫、尾崎あや子の両都議が応援に駆けつけました。
 西の原候補は、自衛隊に青年の個人情報を閲覧させる現区政を「安倍政権の『戦争する国』づくりを後押しするもの」だと厳しく批判。「若者を戦場に送るわけにいきません。二度と戦争は嫌だという皆さんの願いを、共産党に託してください」と訴えました。
 公園トイレ132カ所の削減計画をすすめるなど区民サービスを切り捨てる現区政と対決しながら、認可保育園や特別養護老人ホームの増設などを住民とともに実現させた共産党区議団の値打ちを強調。「共産党は、区民に冷たい区政から、苦しみに寄り添う区政への転換に力を尽くします」と話しました。
演説を聞いた男性(71)は「区は膨大ため込み金ある。福祉に使うよう、共産党に伸びてほしい」と話していました。
 自民、公明候補が区政に対する弁明や反共攻撃を強めており、選挙戦は予断を許さない状況です。共産党と後援会は「『折り入って作戦』で全党員、全後援会員が総決起し、対話・支持拡大を飛躍させる」との構えを強めています。

(「しんぶん赤旗」2015年5月16日付より)