学校改修、保育園増設実績語る 東京・文京区

東京都文京区の本駒込支部の男性は、「最近、きな臭い情勢になっていますね」ときりだし、対話をすすめています。話が弾んだ相手からは「戦後生まれだが、秘密保護法など戦争に向かった時代と似ている気がする」など安倍政権への危惧が語られ、日本共産党への共感が広がります。本駒込支部は連日、新人の福手ゆう子候補の必勝をめざし、宣伝や対話・支持拡大に全力をあげています。

文京地区委員会は区議選での全員当選で、1議席増の7議席に前進するため、党・後援会の総決起をよびかけています。

区議選挙には定数34に46人が立候補を予定する多数激戦です。自民党は現職6人に加え、公認新人4、自民系無所属新人1人が立候補を予定します。議席増をめざすのは共産党と自民党だけという「自共対決」が鮮明です。

福祉を削り、介護保険料・国保料を値上げしてため込んだ622億円の基金を区民の暮らしに使うのか、区庁舎の改修や不要不急の大型開発事業に使うのかが大きな争点です。

要求の一つが学校改修です。区立小中学校30校中13校が地区50年を超え、うち4校は70年を超えます。雨漏りなど老朽化が著しいにもかかわらず、建て替え計画すらない学校もあります。

日本共産党はこの問題を20年前から調査し、改善を要求。今年度から学校改修に50億円が計上され、18校が対象になりました。4年間で22の認可保育園を増設させたり、10年間特養ホームを作らなかった区を追及して3カ所での増設計画を打ち出させるなど、党区議団の実績は抜群です。

全員当選に向けて、各選対は5000人の対話・支持拡大目標を掲げ、「戦争する国づくり」を許すかどうかという国政の問題とともに、区議団の実績を訴え抜き、「周りにも広げて」と呼びかけて、得票目標を必ず実現しようと行動を広げています。

(「しんぶん赤旗」2015年4月19日付より)


*文京区議選・日本共産党の候補者