六本木も米基地いらない 撤去求めデモ行進

米軍基地撤去を訴える池内氏(前列右端)ら集会参加者=17日、東京都港区
米軍基地撤去を訴える池内氏(前列右端)ら集会参加者=17日、東京都港区
東京都港区の米軍麻布ヘリ基地(赤坂プレスセンター)の撤去を求める集会が17日夜、隣接する青山公園で開かれ、雨降る中を約130人が参加しました。主催は麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会で、今年で48回目です。

主催者あいさつで川崎悟実行委員長は、横田基地などから麻布まで米軍ヘリが超低空飛行を繰り返している実態を報告。「戦後70年、異常な在日米軍の駐留をなくし、対等な日米関係の実現をめざそう」と訴えました。

横田基地もいらない!市民交流集会実行委員会の盛岡暉道弁護士、東京地表の寺下章夫事務局次長らが連帯のあいさつをしました。

日本共産党の池内さおり衆院議員、白石たみお都議、風見利男、大滝実、沖島えみ子の各港区議が参加。池内氏は「日本のどこにも基地はいらない。この声を広げぬき、ヘリ基地撤去を勝ちとりましょう」と話しました。

集会後、参加者は基地周辺など宮内を「六本木に米軍基地は、いらないぞ」と唱和しながらデモ行進しました。

(「しんぶん赤旗」2015年4月19日付より)