さあ解散・総選挙 笠井・宮本・池内の東京ブロック3比例候補街頭へ

 衆院解散・総選挙が確実となって初めての週末、日本共産党は山下芳生書記局長が東京都内で街頭演説したのをはじめ、地方議員・候補、党支部・後援会員らが街頭に出て、安倍暴走政治阻止の最大の力、日本共産党の躍進を呼びかけました。
 

山下書記局長・笠井衆院議員訴え 国民の声で動く政治に

総選挙での躍進を訴える山下芳生書記局長(中央)と笠井亮衆院議員(左)、今秀子東京10区予定候補=15日、東京・池袋駅東口
総選挙での躍進を訴える山下芳生書記局長(中央)と笠井亮衆院議員(左)、今秀子東京10区予定候補=15日、東京・池袋駅東口

 東京・JR池袋駅前で15日、山下書記局長が、笠井亮衆院議員(衆院東京ブロック比例代表候補)、今秀子東京10区予定候補らと「安倍政権の暴走をストップさせ、国民の声で動く新しい政治を」と訴えました。

 山下氏は、消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権行使容認、沖縄への米軍新基地押し付けなどの安倍暴走政治は国民の願いと真逆の方向だと批判。支持率が下がる中、「解散の時期を延ばせば延ばすほど国民に追い込まれると思っての解散だ」と強調しました。
 さらに、民自公3党合意で消費税大増税・社会保障大改悪を進めた民主党には「安倍政権と対決する立場がない」と指摘。集団的自衛権行使容認や憲法改悪などで右側から安倍政権をけしかけ暴走を加速させる維新などの「第三極」も批判。安倍暴走政治と対決しつつ対案を示し、国民との共同で新しい政治をめざす日本共産党の値打ちを語りました。
 笠井氏は「消費税率の8%への増税以来、暮らしも商売も上がったりで、年金も実質賃金も下がり、まさに増税不況だ」「(消費税率10%への)増税の1年半先送りでは何も解決しない。増税中止を正面から提起する唯一の党・日本共産党に願いを託してください」と呼びかけました。
 

都内各地で一斉宣伝 宮本比例候補訴え

総選挙勝利をめざす(左から)笠井、宮本、池内各衆院比例候補ら=15日、東京都渋谷区の党本部
総選挙勝利をめざす(左から)笠井、宮本、池内各衆院比例候補ら=15日、東京都渋谷区の党本部

日本共産党東京都委員会は14日、都内各地で一斉宣伝を行いました。新宿駅西口では宮本徹東京比例候補が演説しました。宮本候補は、「今度の選挙は安倍自公政権の暴走政治に審判を下す絶好の機会」と強調。消費税について共産党以外の政党は先送りだけで中止を言わないことを指摘し「消費税増税は将来にわたって中止する決断を下そう」と訴えました。共産党業者後援会の工藤勝人さんは「たとえ消費税の増税を1年半延期したとしても、景気が回復するはずがありません」と訴え、共産党への支持を訴えました。

 15日に党本部で開いた総選挙勝利をめざす全都地方議員・候補者決起集会では、笠井亮・宮本徹・池内さおりの3比例候補が、総選挙で躍進し新しい政治への転換に踏み出そうと決意表明しました。
 
(「しんぶん赤旗」2014年11月16日付より)