共産党伸ばし増税止めよう 自公と対決、鮮明に

 統一地方選挙が21日の11道府県知事選の告示でスタートしました。24日に政令市長選、29日には道府県議選・政令市議選が告示されました(全て4月7日投票)。続く後半の区市町村長選・区市町村議選(4月14日=町村16日=告示、24日投票)も目前に迫りました。各党・陣営とも夏の参院選の前哨戦として全力をあげ、大激戦です。

統一地方選がスタート
 東京都は前半の選挙はありませんが、日本共産党都委員会は前半の選挙結果が後半の選挙や参院選に重大な影響を与えるとして、首都圏の県議選への支援を強めています。
 後半戦には共産党から20の区議選(定数計785)に131人(現職102、新人27、元職2)、20の市議選(同485)に73人(現56、新15、元2)、3つの町村議選(同36)に5人(全て現)の合計209人(改選計186人)が立候補を予定しています。
 区議選では自民党がどこでも議席増を狙い、5月の足立区議選を含めて21区中20区で、公明党と合わせて議席の過半数を目指しています。

 今回の統一地方選は、10月の消費税10%増税を目前に行われ、参院選も控えていることから、地方選であっても国政の課題である増税の是非が大争点です。各種世論調査では消費税増税反対の声が高まっています。
 日本共産党は「共産党の勝利で自民党を減らせば、増税はストップできる」と訴えています。地方政治を巡っても、住民の願いに応えて頑張る共産党議員団とこれを妨害する自民、公明との対決が鮮明になっています。国政でも地方政治でも自公と対決する共産党が、どこまで前進するかが注目されます。

議席増へ全員当選を

杉並区 区民いじめ変える
 統一地方選前半がスタートして最初の日曜日となった24日、日本共産党書記局長の小池晃参院議員が杉並、世田谷両区の応援に入りました。
 改選5議席から2増を目指す杉並区(定数48)では、JR荻窪駅前で街頭演説。消費税増税と国保の大幅値上げについて、小池氏は「江戸時代の悪代官でもやらない」とばっさり。大企業が中小企業並みの税金を払うだけで4兆円の財源ができるとのべ、「99%の国民が元気になる当たり前の政治をご一緒に」と訴え。詰めかけた人たちから拍手、喝さいを浴びました。
 小池氏は7人の予定候補者一人一人の手を取り、名前を呼んで紹介。16年ぶりの7議席挑戦に、各候補者は意気高く決意表明しました。自民、公明両党が支える区政の下、高すぎる国保料の引き下げや区民サービスの切り捨て、区立施設の廃止をやめさせ、区民の暮しと福祉を「全員当選で」と訴えました。
 小池氏は、区民いじめの「区長提案に賛成しているのが共産党以外のオール与党」と批判し、共産党議員団が区政を動かしてきたことを強調。「自民党が新人6人を立て、自公で区議会の過半数をねらっています。共産党の全員当選へ力をお貸しください」と呼びかけました。
 募金箱を手に呼びかけていた久本麻央さん(33)は「給料はあがらないのに消費税はあがる。先行きが暗すぎます。普通に暮らせるようにしてほしい」と話していました。

世田谷区 保坂区政さらに前へ
 三軒茶屋駅前は、「日本共産党」ののぼりが約50本、プラスターも50枚が掲げられ、“共産党一色”。世田谷区議選(定数50)で、現有5議席から16年ぶりの6議席に挑戦する予定候補全員が、決意を表明しました。保育園や特養ホームを増設し、子どもの貧困対策を区政の重点課題にさせるなど区民のくらしと福祉の施策を前進させてきたとのべ、「全員の当選を」と訴えました。
 小池氏は、保坂展人区政の与党として共産党区議団が保育予算を8年間で2倍に増やし、1000人分の特養ホーム増設計画を実現。就学援助を拡充し、23区でトップとなる前進をさせてきたことなどを紹介しました。
 こうした成果は、大型開発、福祉切り捨てを推進する自民、公明との“対決”を通じたものだったとのべ、「自民党区政の後戻りは許せない。さらに前進させる確かな力は、共産党を5議席から6議席へ前進させることです」と呼びかけました。
 熱心に聞いていた保育士(45)は「自公の区立保育園の民営化に反対し、保育予算を守る政党に伸びてほしい。市民の声や苦しみに寄り添ってくれる共産党は、いつもぶれない」と、強い期待を寄せました。

荒川区 負担増ストップして 女性後援会
 荒川区の日本共産党女性後援会は23日、町屋駅で女性宣伝を繰り広げました。相馬ゆうこ、北村あや子両区議予定候補が参加して、暮らしを壊す消費税増税をしなくても、社会保障や暮らしの願いは実現できると訴え。「輝いて暮らせる荒川を」の横断幕でアピールし、都電の通りで、消費税増税の問題点を知らせる「しんぶん赤旗」号外を配布しました。
 北村さんは「商店街を歩くと消費税10%で廃業に追い込まれる、増税しないでほしいという声が多いです。共産党を伸ばして消費税増税をストップしよう」と呼び掛けました。
 相馬さんも「身近な小売店が廃業になれば、身体の不自由なお年寄りは買い物にも行けません。値段が高くても、近くのコンビニで買わざるを得なくなり、苦しい暮らしがいっそう大変になります」と訴えました。

1日500円で生活
 参加した町屋在住の宮本京子さん(74)は、高齢の女性同士が「(生活費は)1日500円以下」と言い合っていると話しました。「国民年金の人だけでなく、長く働いてそれなりに年金がもらえる人も、苦しいと言っている。医療費や社会保険料の値上げが高齢者を苦しめているからです。共産党を押し上げたい」と憤りを込めて語りました。