4月の東京都八王子市議選(定数40)に、日本共産党は新人1人を含む5議席をめざします。

新人として挑むのは、都内統一地方選候補最年少の25歳、望月翔平さんです。

ブラック企業で苦しんだ経験を持つ一人として、若者や学生の目線で政治を変えると意気込みます。

出先で倒れる

望月翔平・八王子市議予定候補 ​(「しんぶん赤旗」提供)
法律を学ぶために大学のある八王子市に。

卒業後、地元の不動産仲介会社に入社し、休む暇もなく長時間過密労働を強いられました。
入社して3カ月目に出先で倒れました。

会社も辞め、「自分が悪いのでは」との自己責任論に悩まされる日々が続きました。

そんな中、親交のあった共産党員に「ブラック企業を許す社会の仕組みに問題がある」と励まされたことをきっかけに、入党を決意しました。

再就職後、安倍政権の安保法制、戦争法に反対する行動に加わります。

地域の高校生から社会人までの若者が集い、憲法や平和を考えるグループ「わかはち」では、さまざまな企画を成功させました。

学生の声代弁

特に印象深いのは、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」を訪れ、元職員や地域住民と交流したことでした。
障害者が傷つけられた事件の加害者が同じ大学出身だったこともあり、大きな衝撃を受けます。

交流で分かったのは、指定管理者制度の下で同園の職員の待遇が悪化したことでした。
「加害者の意識には、優生思想があったかもしれないが、それを後押ししたのは待遇への不満もある。政治が人の命を奪うことにつながる危うさを感じた」。

このことをきっかけに政治を変えたいとの思いがさらに高まりました。

八王子市は、大学が多い学園都市です。
「学費が高く、奨学金を借りても返済に不安があり、バイトが多く、学業に集中できない」との学生の切実な声も聞いてきました。

「学生が安心して学び、卒業後も住み続けられる街にしたい」。

市独自の給付制奨学金の実現、多摩モノレール運賃の負担軽減、若者サポートステーションの活用による就労支援の充実など、党市議団とともに、若者世代の願い実現が公約です。
「政治を変えたいと思っていても踏み切れない若者に、政治は変えられると伝えたい」。

最年少候補としての固い信念です。

(2019年1月11日付「しんぶん赤旗」より)