あらお大介区議が蒲蒲線説明会 東京・大田区

2018年7月27日

東京都大田区の日本共産党・あらお大介区議事務所はこのほど、同区内で新空港線(蒲蒲線)についての説明会を開きました。
大田区が進める「新空港線」計画を区の担当者が説明しました。

あらお大介・大田区議
同計画は、30年ほど前からJR東急蒲田と京急蒲田駅を結ぶ「蒲蒲線」として進められ、数年前からは「新空港線(蒲蒲線)」として、埼玉県川越市から羽田空港を結ぶ路線の構想となりました。

従来の計画とは異なることから、直接影響を受ける多摩川線沿線の住民から不安の声が寄せられています。

説明会では、「多摩川線は今まで通り各駅に停車するのか」「多摩川線の地下化で地下駅になると利便性は損なわれるのでは」「見通しのない計画に1,260億円も使うなんてやめてほしい」などの質問や意見が相次ぎました。

区の担当者は、まだ決定ではない、ダイヤなどはは運航主体が決めるので区はわからないなど曖昧な説明に終始しました。

あらお区議は、「新空港線は中止に。JR東急蒲田駅、京急蒲田駅をつなぐ方法は、区民の要求に沿った形で実現していきたい」と語っています。

(2018年7月27日付「しんぶん赤旗」より)