横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)を拠点にした米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの訓練が全国に拡大しています。

午後8時以降に離着陸を行う米空軍特殊作戦機CV22オスプレイ=11日、東京・横田基地(羽村平和委員会撮影)
6月28日以降、土日、7月4日の独立記念日を除き、首都圏各地で飛行や離着陸訓練を実施。11、12両日には、横田基地を離陸した1機が初めて山口県岩国市の海兵隊岩国基地上空で旋回や離着陸の訓練をしました。

連日の訓練は、夜間午後9時近くまで及びます。

16~20日にかけては、東富士演習場(静岡県御殿場、裾野両市と小山町)で離着陸訓練も予定しています。

米軍は6月23日からの横田基地飛来を「一時的」と説明しますが、夏から計画している常駐配備に向けて、なし崩しで訓練を本格化させています。

横田基地配備の米軍機が使用している訓練空域(地図参照)での訓練も始まっています。

横田基地の監視活動を続けている羽村市の羽村平和委員会によると、5日午後5時21分に離陸した1機は、神奈川県相模原市方面へ飛行。同51分に群馬県方面から帰ってきました。
この間に、相模原市上空で目撃され、午後5時30分ごろには群馬県太田市で市民が飛行を確認しています。

別の1機は、離着陸や基地東側の汎用ヘリの訓練空域での旋回飛行を繰り返しました。

特殊作戦機であるCV22の配備は、敵対勢力の要人拉致・暗殺なども行う危険な部隊の訓練が、首都圏で日常化することにつながります。

(2018年7月14日付「しんぶん赤旗」より)