一晩で10万人以上が犠牲となった1945年の東京大空襲から73年の10日、東京都台東区の言問橋(ことといばし)のたもとにある犠牲者追悼碑の前で、犠牲者の追悼集会が開かれました。

東京大空襲犠牲者追記念資料展実行委員会が主催し、今回で31回目。出席した120人が追悼碑に献花しました。

吉良よし子参院議員出席

川杉元延実行委員長が主催者あいさつ。

空襲の悲惨さを語り、「再び戦争の惨禍を繰り返させないため、平和憲法を守り世界に輝かせる活動を続けていく」と誓いました。

東京大空襲を体験した男性2人が証言。

国立モスクワ・スリコフ芸術大学名誉教授で画家の村岡信明さん(86)は「空襲で町はみるみる燃え上がり空気まで赤かった。逃げた先の清澄庭園(同区)は人でごった返し、B29 (米爆撃機)はそこを集中的に攻撃した。狂ったように死んでいく人間を何人も見た」と語り、「空襲は綿密に計画されたホロコーストだった」と憤りました。

追悼碑に献花し手を合わせる集会参加者=10日、東京都台東区
追悼碑に献花し手を合わせる集会参加者=10日、東京都台東区
日本共産党から吉良よし子参院議員が出席し、あいさつしました。

吉良議員は、安倍政権の狙う改憲は長距離巡航ミサイルの導入など攻撃力を高めた自衛隊を書きこむもので、戦争に近づくものだと告発。

「戦争の悲劇を二度と起こさない決意で生まれた日本国憲法を未来の子どもたちに手渡したい」と述べました。

米朝首脳会談に向けた動きについても、平和憲法を持つ日本政府が先頭にたって役割を果たすべきだと強調しました。

(2018年3月11日付「しんぶん赤旗」より)