都議選躍進の力 勝手連が活動交流/市民との共同の勝利・経験を総選挙に

都議選の取り組みを交流する勝手連のメンバーら=20日、東京都豊島区
都議選の取り組みを交流する勝手連のメンバーら=20日、東京都豊島区

日本共産党東京都委員会は20日、都議選で日本共産党の躍進へ活躍した各地の勝手連やサポーターズを招いて豊島区内で交流会(反省会・懇親会)を開きました。交流会には、谷川智行衆院比例・7区候補、原純子衆院比例・9区候補、池川友一新都議が出席しました。

交流会冒頭で、今村順一郎都副委員長は、都議選の勝利は、市民と共産党の共闘、共同の勝利であり、勝手連あってこその勝利だとお礼を述べ、「経験をお互いに学び合い、教訓をくみ尽くし、総選挙でも生かしたい」とあいさつしました。

大田区の藤田りょうこ勝手連のROYさんは、「イメージとして藤田候補を訴えていき、インパクトのあるイベントを実施した」と語り、インターネットのバナー(宣伝用画像)や座って行う対話型の宣伝などの経験を報告しました。勝手連の活動をまとめた2本の動画を流すと、会場からは大きな拍手があがりました。

北区の、そねはじめ隊からは「総選挙に向けた勝手連の交流の場を作りたい」「選挙を楽しいものにしよう」との提起があり、北区で新社会党や自由党と野党共闘のつながりをもてたことの重要性を語りました。

町田市の池川友一勝手連(通称ユーワン)は、独自に作成した宣伝用ロゴやカバンに着けるタグ、手提げバッグ、うちわなどを紹介。HP(ホームページ)やSNSといったインターネットの活用など、参加者それぞれが得意なことを生かした宣伝を行い、「『応援する側』『される側』ではなく、一人ひとりが主人公で一緒に政治を変える」選挙をたたかったと報告しました。

この会には15地域の勝手連やサポーターズの代表ら41人の参加があり、全員が都議選を振り返っての感想や経験、意見・要望を発言しました。インターネットの活用には、各候補で差があるなど「候補者ごとに適した選挙スタイルを検討すべきでは?」などの課題もあげられました。

(「しんぶん赤旗」2017年7月28日付より)