東京都議選:共産党が連続躍進

 安倍自公政権の暴走政治への審判と東京都政の転換が大争点となった都議会議員選挙(定数127)で、日本共産党は現有17を上回る19議席へと躍進しました。前回2013年に8から17へ倍増した躍進に続くものです。得票数は77万3722票を獲得し、比較可能な選挙区で前回より約19万票増やしました。同様の比較で、得票率も14・73%(前回比1・17ポイント増)を獲得。得票数・率ともに前進したのは日本共産党だけとなりました。2~3人区での勝利は、前回の3から6へ増えました。

北多摩2区では、日本共産党が支持した生活者ネットの山内れい子氏も当選しました。

これに対し自民党は、同党公認の議長や都議会幹事長が相次いで落選し、現有57議席から、過去最低の38議席(2009年)を大きく下回る23議席となる歴史的惨敗を喫し、得票率は前回から約14ポイント減らしました。共産党候補が当選した選挙区のうち、14選挙区で自民党現職が落選。

「都民ファーストの会」は49議席を得て、第1党となりました。小池百合子都知事を支持する勢力は、都民ファーストと選挙協力した公明党などをあわせ、過半数の79議席を占めました。

投票率は51・28%で前回(43・50%)を上回りました。


共産党前回比19万票余の増

得票率は1・17ポイント増

2日に投開票された東京都議選と前回の都議選(2013年)を比較すると、日本共産党は得票数が19万3839票増、得票率も1・17ポイント増えて、国政政党の中で一番の伸びとなりました。(※前回も今回も公認候補をたてている比較可能な選挙区の得票数合計での比較)

同様の比較で、公明党も約6万5千票増えていますが、得票率は1・71ポイント減りました。歴史的惨敗となった自民党は、前回から約37万3千票減らし、得票率は13・51ポイント下落しています。

今回、日本共産党が獲得した77万3722票は、共産党にとって都議選の歴史で3番目に多い数です。最も得票が多かったのは1973年(96万8210票)、二番目に多かったのは1997年(80万3379票)でした。

日本共産党が獲得した議席数(19)も、3番目に多い議席数です。1997年(26)、1973年(24)に次ぐもので、1985年の獲得議席と並びました。

(「しんぶん赤旗」2017年7月4日付より)