日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は、5日未明に放送されたテレビ朝日系「朝まで生テレビ」に出演し、築地市場移転問題などについて出席者と討論しました。

大山氏は、豊洲新市場(江東区)の土壌汚染対策問題をめぐって石原慎太郎元知事が「都庁は“伏魔殿”」と発言したことについて問われ「伏魔殿にしたのは石原元知事だ。ベンゼンや水銀などの汚染がある豊洲に市場を強引に移転させたり、新銀行東京を設立し税金をどぶに捨てたりして、都政を私物化した張本人だ」と批判しました。

大山氏は、豊洲新市場の土壌汚染問題で重大なのは、盛り土を行わず地下空間にしていたことと、都の「地下水位を管理するので再汚染しない」という説明が崩れ盛り土が再汚染された可能性が強いことだと指摘。

音喜多駿都議(かがやけTokyo)が「盛り土はなかったが、その下は浄化されている。健康に問題はないレベルだ」と主張したのに対し、大山氏は「汚染は残っている」と述べ、地下水や地下空間の大気中で高濃度の有害物質が検出された事実を示しました。

大山氏は、盛り土をしてこなかったことについて「(都中央卸売市場の)部課長会で方針を変えたのは、あってはならないし、できないこと。石原元知事(の招致)も含めて、議会では百条委員会で明らかにすることが重要だ」と強調しました。

全労連・東京中央市場労働組合の中澤誠委員長は「移転は無理だ。みんな怒っている。市場業者の意向調査を行うべきだ」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2016年11月6日付より)