保育の質守って

保護者・保育士らが知事に要望書 《東京》

待機児童対策の要望書を都担当者(右側2人)に渡す保護者ら(左四人)=27日、東京都庁(「しんぶん赤旗」提供)
待機児童対策の要望書を都担当者(右側2人)に渡す保護者ら(左四人)=27日、東京
都庁(「しんぶん赤旗」提供)

保育園の待機児童問題について、東京都の保護者、保育士有志がつくる「ママ・パパ・保育士 都議会へ!有志」は27日、小池百合子都知事あてに要望書を提出し、都担当者や都議と懇談しました。日本共産党、民進党(2会派)、生活者ネット、かがやけ、の5会派の議員が出席しました。

5会派都議と懇談

要望書は、認可保育園の増設や保育士の待遇改善、基準の切り下げによる待機児童対策は行わない、保育事故を防ぐため、保育園に対して抜き打ち調査も実施し結果を公表するーの4点です。
大田区の認可外保育施設の事故で子どもを亡くした母親は「保育の質を守るためにも、規制緩和で基準の切り下げをしないでほしい」「保育園の実情を知るには抜き打ち調査が必要。子どもの命を守るためにも、都は厳しい姿勢で」と訴えました。
大田区から参加した女性(27)は「保育園に入るために複数の窓口にさまざまな準備と手続きをしないといけない。せめて窓口の一本化を」と「保活」の大変さを語りました。
共産党から、大山とも子、和泉なおみ、あぜ上三和子の各都議が参加。あぜ上氏は、都議団が発表した保育の政策提言を紹介し「都の補正予算は前向きなもので評価するが、規制緩和による子どもの詰め込みは絶対にやってはいけない。認可保育園増設へ皆さんと声をあげていきたい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2016年9月28日付より)