F16戦闘機の横田基地飛来 都は中止要請を

共産党都議団が申し入れ

都の担当者(左)に申入書を渡す白石(中央)、とくとめの両都議=5日、東京都庁
都の担当者(左)に申入書を渡す白石(中央)、とくとめの両都議=5日、東京都庁

米軍横田基地(東京都福生市など)に米空軍F16戦闘機が飛来した問題で、日本共産党都議団(吉田信夫団長、17人)は5日、小池百合子知事あてに、米軍と国に抗議し飛来中止を求めるよう申し入れました。申し入れには大山とも子幹事長、かち佳代子、とくとめ道信、和泉なおみ、里吉ゆみ、尾崎あや子、白石たみお、米倉春奈の各都議が参加しました。

横田基地には、7月末から8月初めにかけて米軍三沢基地(青森県三沢市)に配備されているF16戦闘機14機が飛来。空輸部隊が配備されている横田基地に、多数の戦闘機が飛来するのは異例です。

申入書では、米空軍はインド・アジア太平洋地域に展開する戦闘機部隊の中継拠点として横田基地の機能強化を狙っており、今回の飛来は基地の強化・固定につながると指摘。地域の安全と環境を脅かす飛来に対し、都として米軍と国に強く抗議し、飛来中止を要請するよう求めました。

都市整備局の山口祐一基地対策部長は「北関東防衛局には迅速な情報提供と安全の配慮を求めた」と述べ、米軍の運用に関しては国の防衛上の問題だと答えました。

これに対して、とくとめ都議は「住民の命と安全を守るために、都として事実関係の調査をし、毅然(きぜん)とした態度でものを言うべきだ」と指摘。白石都議は「都は横田基地について『整理・縮小・返還』が基本方針であり、相次ぐ戦闘機の飛来の先には、基地の強化につながる可能性があるという危機感を持って取り組んでほしい」と強く求めました。

(「しんぶん赤旗」2016年8月6日付より)