福祉充実の狛江に【東京】

市長選あす投票

平井候補訴え

平井里美候補(「しんぶん赤旗」提供)
平井里美候補(「しんぶん赤旗」提供)

東京都狛江市長選が19日投票日を迎えます。「小さな声を聞く狛江」の平井里美候補(54)=無新、日本共産党、社民党推薦=は、市民が主人公の市政に変えていこうと奮闘しています。
選挙戦は、現職の高橋都彦氏(64)=自民、公明、民進、生活者ネット推薦=との一騎打ち。高橋氏は「財政再建は道半ばだ」と主張しますが、4年間にやった事は、介護保険料の値上げ、多子世帯への保育料の軽減措置の廃止、困窮する市民に対する強引な徴税など、市民への負担増や福祉の後退です。
市民からは「舛添都知事もひどいが、市民から搾り取りながら、4年間で1400万円の退職金が『少なすぎる』という今の市長はひどい」との声が上がっています。
平井氏は、現市政は福祉を切り捨て、負担増で苦しんでいる人の声を聞かないと批判。福祉サービスの拡充を目指し▽低所得高齢者の利用負担・介護保険利用負担の軽減▽認可保育園と学童保育の増設▽強権的徴税の中止ーなどを主張。貧困と格差の是正、子どもからお年寄りまで、誰もが大切にされ安心して暮らせるまちにしようと訴えました。
矢野ゆたか前狛江市長や、ボクシング元日本ウェルター級王者の小林秀一氏、友人らが応援に入るなど、幅広い取り組みで平井候補勝利のため全力をあげています。

(「しんぶん赤旗」2016年6月18日付より)