五輪施設〝都民利用も重視を〟

都議会で徳留氏提案

徳留道信都議
徳留道信都議

日本共産党の徳留道信東京都議は、9日の都議会オリンピック・パラリンピック特別委員会で、2020年東京五輪にむけ都が新設する有明アリーナ(江東区)とアクアティクスセンター(水泳会場、江東区)について質問しました。
バレーボール会場となる有明アリーナ(整備費404億円)は、五輪後のコンサートやイベントでの利用を重視してコンクリート床にする見通しです。
徳留氏は、五輪後に都民がスポーツ大会などで使える体育館にするために、コンクリート床ではなく利用しやすい床に改善し、特別な費用負担なしに都民が利用できる設備にするよう提案しました。
オリンピック準備局の小室明子施設調整担当部長は「都民利用の大会の頻度は少ないと考える」とイベント優先の答弁をしました。
整備費(683億円)の縮減が課題のアクアティクスセンターについて徳留氏は、観客席数が国際オリンピック委員会(IOC)基準の1万2千席を大きく上回る2万席である問題を追及。五輪大会後に5千席に減らすための撤去費用だけで74億円もの税金を使うことは都民の理解は得られないとし、観客席数を減らして整備費を抑制するよう求めました。
徳留氏はまた、都民のスポーツ要求に応えるために、両施設を東京都体育施設条例に位置づけるよう求めました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月13日付より)