戦争法廃止 決意新た
国会前 「19日行動」に9500人 総がかり実行委

戦争法廃止と安倍内閣退陣を求めて声をあげる人たち=19日、国会正門前
戦争法廃止と安倍内閣退陣を求めて声をあげる人たち=19日、国会正門前

戦争法の採決強行から1カ月となる19日夜、全国各地で戦争法廃止、安倍政権退陣を求める行動がおこなわれました。国会前の集会では、「今日が新たなスタート」「必ず廃止に追い込む」との発言が相次ぎ、9500人(主催者発表)の参加者は「安倍政権をみんなで倒そう」「野党がんばれ」「われわれもがんばるぞ」とコールしました。

呼びかけは「総がかり行動実行委員会」。信号を挟んだ向かい側にも多くの人があふれ、「戦争法廃止」「野党は共闘」と書かれたプラカードを掲げます。

主催3団体からあいさつがありました。高田健さんは、戦争法廃止を求める2000万署名を参院選前までに必ずやり抜くため、全国津々浦々で始めようと訴え。「この日は、たたかって廃止に追い込むために集まる日です。決意を新たに頑張りましょう」と呼びかけました。

野党の国会議員や、各界からの連帯あいさつがありました。

「野党が一緒になってたたかってほしい」。神奈川県藤沢市に住む男性(52)は語ります。「成立させられても、これだけ多くの人が参加している。あきらめることなく廃止を訴え続けます」

友人6人と参加した、東京都新宿区の女性(69)は「強行採決された日のことは今でも忘れられません。安倍政権が続く限り、これからも行動を続けます」と話しました。

三重県四日市市から参加したという男性(43)は「国民は戦争法を認めていないということを示したくて来ました。私たちの声で野党を後押しして、必ず廃止に追い込みたい」

「これまで、選挙にあまり行かなかった」。千葉県我孫子市の女性(64)はいいます。「こんな時代になるとは思っていなかったからです。今は反省しています。この息苦しい時代を変えたい。デモにも選挙にも参加します」と語りました。

同実行委員会は、毎月「19日行動」として全国各地で行動することを呼びかけています。

「未来に向かって団結する」

山下書記局長が連帯あいさつ

あいさつした日本共産党の山下芳生書記局長は、「『戦争法廃止、立憲主義を取り戻そう』―これ以上の政治の大義はありません。実現のために、いろんないきさつを乗り越え、未来に向かって団結することをお約束します」と訴えました。

山下氏は、戦争法反対の諸団体と野党5党の意見交換会(16日)に言及しました。戦争法と集団的自衛権行使容認の閣議決定の廃止のために、選挙で安倍政権を打ち倒し、国民の手で新しい政権をつくるという「新しい目標」で一致したほか、「『国民連合政府』も大きな話題となりました。うれしいことです」と紹介。「新しい政府をみなさんと一緒に打ち立てるために、誠実に真剣に話し合いを野党間でも続けていきたい」と訴えると、参加者から「よーし」「野党がんばれ」などの歓声が上がりました。

民主党の近藤昭一幹事長代理、社民党の福島瑞穂副党首もあいさつに立ちました。

(「しんぶん赤旗」2015年10月20日付より)