若い世代の代表として

東京選挙区 山添拓(やまぞえ・たく)さん

2016年夏の参院選で、日本共産党の躍進・勝利に挑戦する新人候補に決意を聞きました。1回目は、東京選挙区の山添拓さん(30)です。


やまぞえ・たく弁護士。1984年京都府生まれ。東京大学法学部卒。早稲田大学大学院法務研究科修了。
やまぞえ・たく
弁護士。1984年京都府生まれ。
東京大学法学部卒。早稲田
大学大学院法務研究科修了。

弁護士として、福島原発事故の被災者救済や、過労死問題などにかかわってきました。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」の一員として、戦争法案や自民党の改憲草案の危険性を広く知らせて、反対の声を大きくする取り組みにも力を注いできました。
弁護士の使命は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することです。安倍政権の暴走ぶりは私たち弁護士の仕事の全てを否定するものです。国民のために、国民とともにたたかう共産党の議員がもっと必要だとの思いから立候補を決意しました。

弱者に寄り添う

どのような弁護士になろうかと考えていた大学3年の時に、国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園(くりう・らくせんえん)で谺(こだま)雄二さんと出会いました。
ハンセン病患者が家族と社会から隔絶され、人間として扱われない時代が戦後も長く続いていたと知って衝撃を受けました。
らい予防法違憲国家賠償請求訴訟に取り組んだ弁護士が一緒に風呂に入り、人間として扱ってくれたことから、谺さんは人間回復のたたかいを起こそうと決意したと話してくれました。この時、私も社会的に弱い立場の人の心に寄り添い、ともにたたかう弁護士をめざそうと決めました。
弁護士になり、福島原発事故の問題では毎月のように福島へ行き、聞き取りを行いました。先祖代々、100年農業を営んでいる80歳の男性は、家に帰れず、田畑と家畜を手放さざるを得なくなり、近所付き合いなど地域の人間関係も壊されました。ふるさとと生活が奪われた事実を裁判でも明らかにし、国や東電の責任を問うてきました。
過労死事件では、月160時間を超える時間外労働、過剰なノルマなど、異常な労働環境を目の当たりにしてきました。生きるために働くはずが、心身の健康を奪う働かされ方によって亡くなる方がいることに、許しがたい強い怒りを感じます。

憲法守る政治に

憲法9条は、戦争をなくすための高い理想を世界に先駆けて掲げていることが本当に誇らしい。
戦争法案を必ず廃案に追い込み、憲法をしっかりと守り、国民の声を真摯(しんし)に聞く政治の実現に力を尽くしたい。東日本大震災や福島原発事故の被災者救済と生活再建をすすめます。労働者派遣法や残業代ゼロ法案など、労働法制の改悪をやめさせ、ブラック企業を許さない法整備にも取り組みます。
戦前から一貫して戦争に反対し、国民が主人公の政治をつくるためにどんな状況でもけして屈しない共産党の姿勢は、私のめざす弁護士像そのものです。
共産党の候補者として、弁護士として、また若い世代の代表としても、世の中をよくする運動の先頭に立ち、来年の参院選で必ず議席を勝ち取りたい。そのために全力を尽くします。

(「しんぶん赤旗」2015年8月22日付より)