10日告示、17日投票で東京足立区長・区議選がたたかわれます。区長選に立候補する、斉藤まりこさん(40)=無所属・新、日本共産党推薦=にどんな区政に変えていきたいかを聞きました。

区民の声通る区政を

1975年生まれ、千葉県野田市出身。慶応義塾大学文学部卒。欧州外資系企業などに勤務。2011年に「保育所つくってネットワーク」を立ち上げ、15年3月まで代表を務める。足立区西新井在住。
斉藤まりこ氏

一人の母親として、市民として、足立区に暮らす人たちの声が通る区政をつくりたいと、立候補を決意しました。

わが子が待機児童に

区政に注目するきっかけは4年前にわが子が待機児童になったことです。認可保育園に入れなかった子どもが1000人を超え「放っておけない」と、ママ、パパたちと住民運動を始めました。そこで目にしたのは、かたくなに認可保育園の増設を拒む区の姿でした。
住民の声におされて若干の改善はなされましたが、待機児童の割合は全国トップクラス。住民の声が通る政治に転換する必要を、身をもって感じています。子育てにかかわる施策を求めると、区は「お金がない」といいますが、積立金は都内トップクラスの1190億円です。
区民の金は区民のために使う政治に転換し、認可保育園の抜本的増設で待機時を解消し、保育園で働く人たちの待遇改善を含めた保育の質の向上と保育料の値下げをすすめます。家庭で子育てを頑張っている女性への支援も積極的に行いたい。
35人学級の実現と、小中学校の統廃合の見直し、学校給食食材の放射能検査の実施など、誰もが安心して、のびやかに学べる環境をつくります。
子どもの貧困対策として、区として、根本にある親の経済問題につながる雇用の支援、ブラック企業の規制にも乗り出したいと考えています。

若者も高齢者も主役

高齢者が住み続けられるまちづくりにも全力をあげます。国民健康保険料や介護保険料の引き下げ、特別養護老人ホームなどの増設と従事者支援に取り組みます。
戸籍業務の民間委託と、自衛隊への若者の個人情報の提供は中止します。
政府は「戦争立法」をつくり、若者を戦場に送り込もうとしています。この時に足立区は、18歳から26歳の個人情報を自衛隊に提供し、勧誘、派兵に加担しているのです。「戦争立法」が明らかになった直後の選挙です。「戦争する国づくり」と、それに加担する現足立区政にきっぱりノーの意思表示を示したい。憲法9条にもとづき平和と友好を築く政治への流れを、足立区からつくりたいと思います。
今こそ、子育て世代、若者からお年寄りまで、みんなが主人公となって声をあげる時です。
この間、保育園増設や給食食材の放射能測定を求めるパパ、ママや秘密保護法に危機感を覚える女性たちが私の街頭宣伝に参加してビラを配布してくれるなど、幅広い共同の輪が広がっています。
力を合わせて、一人ひとりの声が生きる区政に変える先頭に立つ決意です。

(「しんぶん赤旗」2015年5月9日付より)


*斉藤まりこ氏のプロフィール

1975年生まれ、千葉県野田市出身。慶応義塾大学文学部卒。欧州外資系企業などに勤務。2011年に「保育所つくってネットワーク」を立ち上げ、15年3月まで代表を務める。足立区西新井在住。