首都圏反原発連合は1日、首相官邸前抗議行動を行いました。関西電力が運転開始から40年前後の老朽原発の運転延長を原子力規制委員会に申請し、安倍晋三政権が原発比率を2割にする電源構成の議論を進めています。1300人の参加者(主催者発表)は、「原発やめろ」「再稼働反対」と訴えました。
「原発ゼロ」のハチマキをしめた千葉県柏市の男性(74)は「世論調査で6割の国民が原発に反対しても、政府の政策は変わらない。政府が変わるまでしつこく参加し続けます」と力を込めました。
「安倍政権は福島第1原発事故からなにを学んだのでしょうか」。埼玉県川越市の女性(63)は憤ります。母親が福島県出身。今年1月、事故後初めて福島を訪れました。「事故収束には程遠いと実感しました。国民の願いに背くことばかりをする安倍さんにノーの声を突きつけたい」
仕事帰りに参加した東京都狛江市の会社員の男性(67)は「安倍政権には怒りでいっぱいです。なぜ再稼働にこだわるのか。原発をやめるということをスタートにして、これから電気をどうしていくかを考えるべきだ」といいます。
千葉市の女性(63)は「事故が起きなくても放射性廃棄物は何万年も管理しなくてはいけない。もう原発を動かしてはだめです」と話しました。

吉良氏スピーチ

スピーチする吉良よし子参院議員
スピーチする吉良よし子参院議員

日本共産党の吉良よし子参院議員は1日、首相官邸前抗議行動に参加し、国会正門前でスピーチしました。
吉良氏は、2030年の原発比率を20~22%とした経済産業省の電源構成案を批判。「3年以上、官邸前で国民が声を上げ続けることで、原発の再稼働を止めてきた。あきらめずに原発廃炉まで声を上げ続けよう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2015年5月2日付より)