新国立競技場 予想図に誤り 実際より低く描く /日本共産党都議団が公表

日本スポーツ振興センター(JSC)が都に提出した新国立競技場の景観モンタージュ写真(完成予想図)に重大な誤りがあったと、日本共産党都議団は15日、記者会見で公表しました。

<記者会見で配布された資料はこちら

都議団は9月、写真のうち少なくとも2点に疑問点があるとしてJSCに質問状を提出。14日にその回答があり、都議団の指摘を受け、「街路灯や信号機の高さを測定した」として従来のものより競技場が大きく高く見えるモンタージュ写真を出し直しました。

写真は都景観条例に基づく事前協議のため、都に提出された公文書です。吉田信夫都議団長は、JSCが街路灯や信号機の高さも調べずに「実際の設計より競技場を低く小さく描いていたことは、きわめて重大な問題」と語りました。

都議団は他の38点の写真についても同様の誤りがある可能性があるとして、都に▽JSCに対して周辺建物の高さを測定して写真を作成し、再提出を求める▽結果を白紙に戻し事前協議をやり直す―よう申し入れたことを明らかにしました。

<申し入れの全文はこちら

従来の写真には、新競技場の人工地盤の設計上の高さが約10メートルあるにもかかわらず、隣接する約10メートルの街路灯よりかなり低く描かれていました。近隣住民の指摘を受けて都議団は独自に調査し、JSCに質問状を提出していました。

(「しんぶん赤旗」2014年10月16日付より)