
一、日本共産党をご支持いただいた多くの都民のみなさん、猛暑のなかでご奮闘いただいた党員、後援会員、読者、支持者のみなさんに、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
東京では、先の都議選以上に反自公の風が民主党を大きく押し上げるという状況のもとでの激しいたたかいとなりました。日本共産党は「90万得票・比例2議席以上」の目標をかかげて奮闘し、定数17の比例選挙で笠井亮候補の貴重な議席を守り、善戦・健闘しました。名簿2位の谷川智行候補は僅差の18位となり、議席増まであと4万417票の不足という残念な結果になりました。
しかし、得票数は、66万5462票で、前回(05年)より7万9445票、07年参院選より11万861票ふやしました。得票率は9・61%で、前回(05年)より0・76%、07年参院選より0・22%ふやしました。この結果は、二大政党状況がつくられた03年総選挙以降の過去4回の国政選挙とくらべても、得票数・得票率とも上回っています。比例票で60万をこえたのは、この間にないことです。得票率は、はじめて全国の各ブロックのなかで最高となりました。
他党は、民主党が得票を大幅にふやす一方で、自民党が90万721票減らし、公明党が10万2927票、社民党が1750票減らしました。日本共産党の健闘は明白です。
小選挙区でも、すべての選挙区に候補者を擁立してたたかい、63万4348票、得票率9・22%の結果を得ました。
一、首都・東京における日本共産党の善戦は、今後のたたかいにとっても重要です。
自民党・公明党の壊滅的敗北と民主党の躍進により、民主党中心の新しい政権への交代が現実のものになりました。こうした劇的変化は、日本の政治の根本的ゆがみを正して「国民が主人公」の政治への歴史の流れを前にむかわせる重要な一歩となることはまちがいありません。
「自公政治ノー」の大きな流れをうみだした都議選の結果に立ち、ひき続く総選挙での必死の頑張りは、たくさんの教訓をうみだしました。東京では、最後まで、130万部のマニフェスト配布をはじめ国民・都民にわが党の訴えを届ける宣伝や「比例を軸に」した論戦での攻勢的努力をつらぬきました。有権者への働きかけでも、投票日までに得票目標の2倍をこえる対話・支持拡大に到達できました。もうひと回りとりくみの勢いをひろげ、さらなる対話・支持拡大をやりとげていたならば、競り勝つ可能性をひろげることができたでしょう。それだけに、「いかに党の実力を強化するか」という問題の重要性が、あらためて明瞭になりました。私たちは、党内外のみなさんのご意見に耳をかたむけ、選挙の総括を深め、今後の活動にいかし、新たな前進をひらく決意です。
一、新しい政権のもとで、「建設的野党」としての日本共産党の役割がいっそう大きくなります。私たちは、総選挙と都議選でしめされた国民・都民の切実な願い実現の先頭に立って、広範な方々との共同と運動をひろげ、公約実現に全力をあげます。
同時に、ひきつづく政治の激動のもとで、どんな状況のなかでも前進できる実力をつけるために、ひろく深く国民と結びつく強大な党づくりをすすめる決意です。
以 上